増しおもり型分銅は、吊り下げている専用フックに、次々と追加していくタイプの分銅です。
そして、比較的サイズが大きめなので、外的要因の影響を受けやすいです。
何も対策をしないと表面に付着した水分によって錆びが発生したり、傷の元になるものが付着してしまう恐れがあります。
したがって、定期的にお手入れをすることが望ましいです。
基本的には表面に着いた不純物を取り除く作業となりますが、その際にはシリコンクロスを使用すると良いでしょう。
シリコンクロスとはその名前の通り、シリコンが含まれている布のことです。
一般的な布と比べて表面の凹凸が少ない上に、柔らかいという性質を持っています。
そのため、増しおもり型分銅のお手入れに使用しても傷を付けてしまうリスクが低いです。
そんなシリコンクロスには色々な製品があり、質にも差があります。
増しおもり型分銅はデリケートなので、質の良いものを選びましょう。
またシリコンクロスは劣化するものなので、定期的に新しくすることも大切です。
人間なら誰しも一度は医療機関を利用し、処方箋を処方されたことがあるでしょう。
医師が発行する処方箋には、薬剤師が調剤するように薬の指示が明記されています。
薬剤師はこの処方箋をもとに、的確に正確に薬をはかりで測定し患者に薬を渡し、服用指導をします。
薬剤師がはかりで測定し間違えると、一大事になるのは言うまでもありません。
副作用の他命の危険性もあるので、測り間違えは決して許されないのです。
そこで大活躍してくれるのが増しおもり型分銅です。
天秤や吊り下げ式はかりで使い勝手が良く、正確で的確に測定することができます。
より安心で安全、正確性を担保したければ、国際基準で校正された増しおもり型分銅を使うことが大事です。
国際基準とはISOやJCSSと言ったものであり、他の校正よりもより厳しい審査であるといわれています。
こうした校正の証明書があれば、使う薬剤師も処方される患者側も安心することができ、より安全ということが出来るのです。
◎2023/4/17
情報を更新しました。
>薬剤部にとって分銅のメンテナンスや校正は大事なことです
>分銅は安全を担保するために校正を行いましょう
>ISOにのっとった校正を行う分銅であることが大事
>分銅はほこり汚れには注意しなければいけません
>分銅の保管方法にも気を付けていきましょう
◎2022/6/20
情報を更新しました。
>増しおもり型分銅の基本用途は吊り下げ式はかりの校正
>産業や医療などの分野で広く使われる増しおもり型分銅のメリット
>増しおもり型分銅とは何かおよびそのデメリットについて
>増しおもり型分銅の特徴と価格について解説
>増しおもり型分銅の購入がいいのかレンタルがいいのか
◎2021/11/12
手袋を着用しようのページを追加しました
◎2021/9/16
安定感があるので使いやすいのページを追加しました
◎2021/7/30
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